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【サービス紹介】市民とハンターの命を守る「緊急銃猟DX」

2025.11.07 | by Goat Plus 編集部
【サービス紹介】市民とハンターの命を守る「緊急銃猟DX」

2025年の鳥獣保護管理法改正により、私たちの生活圏内での緊急銃猟が可能となります。しかし、住宅や人が近い現場での発砲は、極限の緊張と責任を伴います。

本システムの開発責任者は、現在も鳥獣被害対策の最前線に立つ現役のハンターです 。 「緊急時の情報の錯綜」「全責任が個人の判断に委ねられる恐怖」「アナログな連絡手段によるタイムラグ」。これらは、開発者自身が現場で直面し、悩み続けてきた課題そのものです。

だからこそ、私たちは「机上の空論」のシステムは作りません。現場のハンターが迷いなく動けるか。自治体職員が安心して指示を出せるか。現場のリアリティと、ITによる厳格な管理。その両立こそが、市民の命を守る唯一の手段だと確信しています。


1. 本システムが解決する「3つの現場課題」

緊急時の現場で最も恐ろしいのは、「次、誰が何をすべきか」が分からなくなることです。私たちは以下の3つの機能とサポート体制で、現場の迷いを断ち切ります。

❶ 【タスクナビゲーション】 「各段階・各役割」の動きを完全同期

緊急対応を「初動」「計画」「実行」「事後」の各フェーズに分割し、現場指揮官・連絡担当・ハンターなど、役割ごとに「今やるべきタスク」を明確に表示します

  • リアルタイムな状況共有: 「避難誘導は完了したか?」「ハンターの配置は終わったか?」といった各チームの進捗状況を、全員が手元の端末で瞬時に把握できます 。
  • 「次の一手」をナビゲート: マニュアルに沿った手順がシステム上にタスクとして表示されるため、パニックになりがちな緊急時でも、必要な手順を飛ばしてしまうリスクを防ぎます 。

❷ 【高度な安全管理】 配置の可視化と判断の証拠化
  • リアルタイム配置マップ: GPSにより、隊員の位置と危険区域をGoogleマップ上で共有。「言葉」ではなく「視覚」で位置を把握することで、誤射や立入事故を未然に防ぎます 。

  • 4要件チェック機能: 住宅地での発砲に求められる厳格な法的要件(4要件)をシステム上でチェック。判断の根拠をログとして記録し、「正当な手続きで業務を行った」という客観的な証拠を残します 。

❸ 【BPaaSサポート】 有事の際はオンラインで徹底支援

私たちは、単にソフトウェア(SaaS)を販売して終わるベンダーではありません。有事の際には、システムを通じたオンラインでの遠隔指揮支援や、専門スタッフによるオペレーションサポートを行います 。

  • 責任と実務の分担: ツールを提供するだけでなく、業務プロセスそのもの(Business Process as a Service)に入り込み、自治体職員様が抱える過大な事務負担や心理的プレッシャーを軽減します 。

  • プロフェッショナルな支援: 現場運用に精通したチームが、システムの裏側から貴自治体の安全な獣害対策業務を支えます。


2. 導入・予算について

【重要】 交付金の活用について 本事業は、環境省「令和7年度ツキノワグマ総合対策事業」の対象となります 。 導入にあたっては、国の交付金を活用した予算計画の策定からご支援が可能です。財源確保についても、まずはお気軽にご相談ください 。

お問い合わせはこちらから。

 

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